シャーシー紹介(レーサーミニ四駆)

タイプ1シャーシ

レーサーミニ四駆の元祖シャーシーといえばこれ!
伝説のタイプ1です。
1作目のホットショットから、ダッシュ2号バーニングサンまで14種類に採用されました
(その内1台は、サンダーショットブラックスペシャル)。
もっとも、画像のは干支ミニ四駆の限定シルバーシャーシですけど(笑)。
初期のタイプ1はガイドローラーをつける穴がなく、
付属のホイールもグレーでした。
ギヤ比は基本的に、6.4:1と11.2:1。
当時のミニ四駆ということを考えれば、ギヤ比もシャーシーも凄く高性能なのですが、
現代的に言えば重心が高く、車軸にベアリングも付けられないという事で、
速く走るのには不向きでしょう。
只、30代以上の人には1番馴染みのあるシャーシーなのでは(笑)。

タイプ2シャーシ

透明で見にくくてスイマセン(苦笑)。
レーサーミニ四駆の革命児、アバンテJr.から採用された、
本格レーシング用シャーシーです。
タイプ1とはうって変わって、低重心かつ肉抜きによる軽量化、
モーターカヴァーの簡略化による冷却効果など、走りの魅力が満載!
ギヤ比は4.2:1と5:1。
併し、このシャーシーからミニ四駆の爆発的な人気を獲得したのにもかかわらず、
採用されたのは意外にも4車種のみという短命でした。

タイプ3シャーシ

タイプ2から一転、ナゼか退化したかのようにタイプ1をベースにした、
タイプ3シャーシーが登場。
主に「ダッシュ四駆朗」などのマンガで登場したミニ四駆にこのシャーシーが搭載され
(元々は学年誌の企画から誕生したものです)、
ダメシャーシーにもかかわらず最も売れたシャーシーになりました(苦笑)。
ギヤ比は5:1と6.4:1。
肉抜きが施されベアリングやリヤースキッドローラーの装着が出来るので、
タイプ1よりはマシだけど、重心の高さはいかんともしがたいです…。
ローハイトタイヤでも履くしかないか。

タイプ4シャーシ

やっとまともなシャーシーに戻ったと思ったら、
実はミニ四駆史上最も短命(笑)。タイプ4シャーシーです。
タイプ2をベースに、更なる改良が施されているのですが、
採用されたのが正規キットではイグレスJr.とセイントドラゴンJr.(リッキー仕様)の2車種のみ(爆)。
限定のイグレスJr.ブラックスペシャルと、イグレスJr.ニッセイGENKI号を含めても4種です(笑)。
タイプ2系は運がないのかね…(苦笑)。
ギヤ比は4.2:1と5:1。

ゼロシャーシ

皆さんお待ちかね(待ってねえ)、ゼロシャーシです(笑)。名前が萌えv
ナゼかタイプ5シャーシよりも前に登場しましたが、
名前の由来はダッシュ0号・ホライゾンによるものだろうか(推測)。
後期のダッシュ四駆朗関連のミニ四駆に、多く採用されました。
ギヤ比は4.2:1と5:1で、
のちのシャーシーに受け継がれていく機能が初めて採用されています。
主なものでは、リヤステーの取り付けが可能であったり、
モーターボックスや駆動部分のギヤの形状など。
レーサーミニ四駆の世代では、もっとも合理的なシャーシーといえます。

FMシャーシ

通常、後ろにあるモーターを前に配置し、
重心の最適化とコースアウトの防止を図ったのが、このFMシャーシです。
FMとはフロントミッドシップ、あるいはフロントモーターの略。
確かに、重量物が前にあるおかげで、全然吹っ飛びません。
併し設計が悪いのか、やけに重いのと駆動ロスが大きく、
スピードもさっぱり乗りません(苦笑)。
ギヤ比は4.2:1と5:1。
まあ僕は、個性的なのが気に入ってますけどね。
これも正規キットでは3車種のみの搭載と、
タイプ4に次ぐレアっぷりです。

タイプ5シャーシ

基本的なレーサーミニ四駆最後のシャーシーが、タイプ5シャーシ。
かなり独特で、肉抜きはあまりなくシャーシーのバッテリーボックス下が、
滑らかなのが特徴です。
かなり無骨なイメージで、耐久性は高い(笑)。
ギヤ比は4.2:1と5:1。
末期のバギー系ミニ四駆や、ダッシュ四駆朗関係のマシーンに搭載。
僕はこの無骨さが好きですけどね〜(笑)。
レアアイテムで、蛍光イエローとオレンジ、グリーンのタイプ5シャーシが存在します。
滅多に入手できないと思う(汗)。



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